McDonell Douglas MD−11

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全長       : 61.21m
全幅       : 51.66m
全高       : 17.60m
最大離陸重量 : 273314kg(MD-11)
            285980kg(MD−11F)
            283700kg(MD-11C)
            285990kg(MD-11ER)
エンジン出力 P&W PW4460×3 (27215kg)
              PW4462×3 (28122kg)
         GE CF6−80C2D1F (27895kg)


1970年代に就航したDC−10を近代化した機体。
中長距離路線に投入される事を見込んで開発される。
’86年開発開始。’90年1月10日初飛行。
性能面で設計時よりも重量の増加、機体の空気抵抗が高く
エンジン燃費も高くなってしまった。
これがローンチカスタマーの知ることとなり改良を余儀なくされる。
1990年11月8日、形式証明取得。
4発機と比較すると航続距離を同じととすると乗客数を減らさねばならず
乗客数を同じとすると航続距離が短くなり多くのカスタマーはB747を選択した。
双発機のETOPS承認距離が180分に延長され長距離路線に双発機が
就航することとなり3発機のMD−11の存在意義が薄れる。
90年代に業績悪化からボーイング社と合併。
2000年8月24日、最終号機を引き渡した。

特徴 : 空気抵抗の低減のため水平尾翼面積を30%減(比DC−10)
その結果、縦の安定の悪い操縦性となり安定増大を計るシステムを装備
LASAS(縦安定増加装置)

テイル フューエル マネージメント
同機は水平尾翼内にも燃料タンクをもつため重心の変化に対応するため
燃料の移送システムを装備している。
燃料が凍らないように30分毎に燃料の循環をさせる機能もあり
水平尾翼内の燃料が6250kg以下になると主翼へと移送される。
  

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FedEx N615FEUpdated5/21

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