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AIRBUS A320

A320は操縦索からケーブルを排除
操縦入力を電気信号に変えて舵面をコントロールする
フライバイワイヤ(FBW)を旅客機で初めて導入。
操縦桿もボーイング社のセンターホイールではなく
片腕で操作ができるサイドスティック方式である。

ボーイング社と違うのはオートパイロット時の
サイドスティック、エンジンスロットルの振る舞い。
それらが動かないこと。

舵面状態、エンジン推力に追随して動かないということ。
(エンジン推力は計器で読む。スロットルがアクチュエーター故障等により
エンジン推力に追随しているとは限らないので)
乱れた大気中で外乱によってオートパイロットが
ディスコネクト(外れる)しないように考えられている。
マニュアル操縦では柔らかい操作感も
オートパイロット時は鉄棒のように硬くなり
パイロットが明確にチカラを加えてディスコネクトしたことが
分かるようになっている。(ボタンによる解除も可)

また速度・姿勢の微調整をトリムスイッチから行なうのが
普通であったのをトリムスイッチを排除してイントリムとしている。

サイドスティック操作を行い止めた所でイントリムとなるので
ボーイングと違い操縦桿戻し操作がない。
(ボーイングのCWSモード)

エアバスのマニュアル操縦においては自動制御系が
常時作動しているので厳密にはマニュアル操縦はない。
F117は飛べない形状の飛行機を自動制御系により
飛行可能としているがエアバスは安全な飛行のために
それを使う。
アルファ・フロア(失速防止装置)
アルファ・マックス(最大迎角を超えると縦の操縦に介入)など
常にプロテクションされた状態で飛ぶ思想で
作られた機体である。

2メンクルー化、大型双発機、フライバイワイヤ、は
エアバスが初である。

アシアナ航空 HL7723
アシアナ航空 HL7735

アシアナ航空 HL7737
アシアナ航空 HL7753
全日空 JA8388
全日空 JA8654
全日空 JA8390

スターフライヤー JA01MC
スターフライヤー JA04MC

中国東方航空公司 B−2357
中国東方航空公司 B−6005
中国国際航空公司 B-6327

全幅 34.1m
全長 37.57m
    44.51m(A321)長胴型
全高 11.76m
最大離陸重量 73500kg
          83000kg(A321)
巡航速度 830km/h
航続距離 4800km
       4400km(A321)

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